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身体に不自由のある人と暮らす家

  • 2008/10/06(月) 08:42:35

↑・・・にするにはどうしたらいいですか?というのが本当は言いたいことだったんですが、詐欺みたいなことをしてしまいました。スミマセン。でも、このタイトルに興味を引かれてやって来られた方、ついでだから一緒に考えてみませんか?

このブログでも何度か言及していますが、次男は身長があまり伸びない病気を持って生まれてきました。現在2歳半ですが、身長は65センチ(2歳半の平均身長は約90センチ前後)しかありません。専門書によれば最終身長は100~130センチとなっています。が、同じ病気を持っていても個人差が大きいので、これも実際に大人になってみないと分からないというのが実情です。そもそも、100センチと130センチの差も相当あると思うんですけど。

ちなみに、次男の病気は「先天性脊椎骨端異形成症」というものです。万が一、この病気を持ったお子さん(あるいは配偶者や本人)がいて、家を建てられる方がこの記事を読まれましたら、是非情報を交換し合いましょう! 同じ身長が伸びない病気群でも、この病気は多くない方なのです。

そして、考えられる次男の障害は、身長が低すぎていろいろなことにアクセスしづらいということが第1、第2に手足や身体の湾曲を矯正するために手術を受けると、車椅子を使用して自宅で過ごすことがあるかもしれないこと(恐らくほとんどは病院にいるとは思うのですが)。他にもあるのかもしれないのですが、うまく想像できずに困っています。

さて本題に入ります。以上のような状況下で、マモ家では「この次男にとっても住みやすい家にするにはどうしたらいいか?」というのが常に1つのテーマとしてありました。新築の計画時には当然のことながら、全室バリアフリーだとか、トイレや階段に手すりをつけるだとか、スイッチ類は当然標準より下の位置につける・・・などを計画に組み込んでいました。

しかし、突然の展開で築81年の古屋をリフォームすることになったマモ家です。古民家と言えば、段差が多い、暗い、寒いなどで暮らしづらいことには定評?があります。実際別の古風民家(築浅の民家を千葉房総ネットではこのように呼称しています)を見に行ったら、増築を重ねていたことも原因でしょうが、「なんでこんなにアップダウンがあるの?」という程段差がありました。

幸い我が古屋は使える部分は和室2間と土間および中2階1部屋だけなので、上述のような既存部分が多い建物と比べると、まだ自由にできる余地があります。さはさりながら、土間から和室に上がるところの段差は60センチ近くありますし、中2階へ上がる階段は狭くて急です。階段の位置は変えることができないので、このまま使用するしかありません。和室2間と広縁との間にも3センチ少しの小さな段差があります。

そもそもこの家を購入するかどうかということも含めて、あーでもないこーでもないと夫と話し合った結果、つまずきやすい小さな段差はなくすけど、大きな段差はそのままに(運動と考える)。「多少のストレスの負荷にも耐えられる身体づくり」を次男に限らず家族全員で目指す家とすることにしました。だから、段差などだけでなく寒さ暑さもダイレクトに感じる家となります。「自然の負荷にも耐えられない子供が、社会の圧力やストレスに耐えられるはずがない」が夫の持論。

さて、身体に不自由のある子供が暮らしやすい家という本題にさっぱり入っていませんね。そんな夫がいてしかも新築でないという二重苦?の我が家なりに、考えた結論は以下の通りです:

1.コンセントやスイッチ類は通常は床上120センチのところ、90~100センチぐらいの高さにする(細かい数字はこれから決めます)。

2.バスタブは次男が座るスペースとして、半身浴ができるタイプの物にする。今の浴槽はストンとした形の物で、次男はずっと立ちっ放しです。たまに親の膝の上に座りますが。

3.増築部分の廊下は広くしませんでした。車椅子を使用してのトイレ行きは幅1メートルを超える広縁があるので(ちょっと遠回りだけど)、それを利用。

4.最初は小便器もつける予定でしたが、小便器の床からの立ち上がりが思いのほか高く、しばらくはどのみち踏み台が必要となりそうで、だったらいっそ小便器はいらないとなりました。

5.洗面台の水栓はボウルの向こう(奥)ではなく、ボウル横に設置し、手を届きやすくする。イメージとしてはこんな感じ。あるいは、ひょっとすると2つあるボウルのうち、1つを次男専用として低くするかもしれません。

6.和室と廊下の段差(約3センチ強)をなくしたいのですが、まだ工務店ときちんと話し合っていません。

・・・なんだかなー、こんな程度しかなくて書いていて次男にはあんまり(というかほとんど)優しくない家だなあと感じてしまいました。でもですね、言い訳になりますが、幸か不幸か次男の障害度(妻の造語です)は今のところ「身長が極端に低い」にほぼ限定されるんですね。

何が言いたいかと言いますと、もし次男が寝たきりであるとか、ずっと車椅子の生活と決まっているのであれば、当然それに合わせた家づくりをし、この古屋は勿論選択されなかったでしょう。でも、実際は他の子よりゆっくり&不器用だけど、何とか同じことをできるようになっています。短い足なりに階段の上り下りが好きですし、お兄ちゃんの踏み台に登っては洗面所の鏡に目だけ映して、ご満悦の笑みを浮かべています。チャレンジ精神も旺盛です。

そんな様子を見ていると、何が何でも次男仕様にしなくても、いろいろな工夫で彼の不自由さを解決できるのかなあと考えてしまうのです。相田みつをの言葉に「育てたように子は育つ」というものがあり、今まではそれを警句のように受け取っていたのですが、この家づくりに関しては、こういう試練の家ではたくましく育つ・・・と勝手に解釈してみたり。でもその一方で、これから成長につれて、外の世界ではストレスを私たちより多く感じるでしょうから、せめて家の中だけでもストレスフリーにしてあげた方が良いのかな、と思ってみたり。

なんだか中途半端な結論ですみません。結局は私自身よくわからないのでした。きっと正解というものはなく、これから家族全員で試行錯誤していくのだと思います。タイトルを見て何か画期的な工夫が紹介してあることを期待して読んだ方、ごめんなさい。これからその時々で失敗例や成功例を紹介していきたいと思っていますので、それで許して下さい。


ボールおっぱい
最近の次男のお気に入りポーズ。ボールを2つ抱えて「おっぱい!」だそうです。おまけに変なつくり笑顔だし。


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次男にとっては決して楽とは言えない住まいになるかもしれませんが、でも無垢の木と漆喰がメインの材料なので健康を害することにはならない筈です。気密性も低くて常にきれいな空気だし?!

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この記事に対するコメント

ユニバーサルな家ってことだと思います

マモ家の皆様、ますますの展開に楽しみ倍増で読ませていただいています。

実は、我が家の妹もちょっとハンデキャップがあります。バランスよく歩けない。
でもあえて両親は、妹のために特別なことはしませんでした。先回りはよくないと。

でも、そういう親はバリアフリーに徹底的にこだわって老後の転ばぬ杖を用意しました。

ユニバーサルデザインってあるじゃないですか?バリアフリーじゃなくて、誰にも優しいデザイン。なんだかマモ家の皆さんが目指しているお家って、そう言うテーマじゃないのかなって読んでいて思いました。

時々、坊ちゃまには不便が当ても、それを感じないようなあったかいユニバーサルなお家、私も完成が楽しみです!

  • 投稿者: YUKKE
  • 2008/10/06(月) 21:13:11
  • [編集]

** YUKKE さま **

相変わらずこちらがハッとさせられるようなご指摘をありがとうございます。

バリアフリーではなくてユニバーサル・デザイン・・・。これならば次男とも共存していけますよね。なるほど、なるほど。

そのような観点からは考えたことがなかったので、そちら方面の勉強も含めて研究していきたいと思っています。今後ともこちらの発想の転換を促すコメントをよろしくお願い致します。←図々しいですね。

  • 投稿者: マモ親
  • 2008/10/07(火) 14:21:03
  • [編集]

「育てたように子は育つ」
子供はどんな環境でも 順応性があり逞しく育つものです。
愛情が豊かであれば、多少の不便は障害にはならないと思います。
チャレンジ精神も旺盛のようですし・・・

小さな段差 (3~5センチ)は、大人でもつまづきやすいので
全体を直すと大変ですから、部分的に楔形のスロープにする等の
対応で大丈夫な様な気がしますね。

また お邪魔しますね。

  • 投稿者: オオカントク
  • 2008/10/09(木) 09:10:41
  • [編集]

** オオカントクさま **

相変わらず慈愛に満ちたコメントをありがとうございます。
いろいろな経験をされたであろうオオカントクさまに肯定されると、とても心強くなります。

多少の不便をものともしなくなるような愛情を子供たちに注いでいきたいものです。

  • 投稿者: マモ親
  • 2008/10/10(金) 00:14:14
  • [編集]

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