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薪ストーブ使用法のアドバイス

  • 2010/10/12(火) 21:04:30

日の記事の続きです。
川原さんからは煙突掃除だけでなく、煤の溜まり方などから見えてくる我が家の使用法の問題点なども教えて頂きました。


初に私たちが昨シーズン体験した怖い事象を。
バックドラフトもしくはバックファイヤと言うんですかね、炎が煙突から扉側に向かってボンッて小爆発みたいに噴いてきたことがあったんです。もう怖くてですね~。薪ストーブって他の暖房器具と異なり、スイッチ1つで消すことができないので、このままもっと大きな爆発とか起こしたらどうしようってとても不安な一夜を過ごしたことがありました。

その時は設置してもらった薪ストーブ屋さんに電話しまして対応策を訊いたところ、もっと強く焚いて下さい(=上昇気流を起こす)ということでした。確かにそれで収まりはしたんだけど、原因は煙突内に煤が溜まっているからだと。「え~、じゃあまた起こる可能性があるじゃない!」とその後もびくびく。

昨日川原さんにもその話をしたのですが、川原さんが見立てた原因は、私たちが空気を絞り過ぎたからとのことでした。とても思い当たる節があるので、あちゃちゃちゃ~という感じ。私たちは購入した薪を使っていたので、ーけちな話ですけどー、ガンガンと薪を使えなくて(燃やせなくて)、熾き火っぽくなるとすぐに空気を絞っていたんです。

空気の絞り過ぎにより(=給気口から必要量の酸素が供給されずにいた為)、小さなすき間から入ってくる空気中の酸素に向かって炎がボンッと行っていたわけ。


う1つ薪ストーブを使う際に大切なことが、温度管理ですよね。
この温度計は我が家もそうですが、よく天板の上に置かれている様子を雑誌なので見かけます。でも天板は直火が当たる場所なので、やはり高温を指し示すそうです(当たり前っちゃあ当たり前)。ですので、天板上の温度計が250度以上を示したからと空気を絞るのは早過ぎなんだそうです。

↓川原さんのアドバイスに従い、我が家も側面に温度計をくっつけました。側面と天板上とでは100度は違うそうです。
側面付けの温度計
薪ストーブユーザーの方には常識ではありますが、燃焼温度が低いと煤やタールをたくさん発生させます。
今シーズンは、この側面温度計を眺めながら、十分に高温で焚き、煤の付着量の減量に挑戦であります。


↓ところで、皆さんの煙突にはこんなねじ(赤矢印)が付いていますか?

私たちは煙突を取り付ける為のねじだと思っていて、昨シーズンは全然触りもしませんでした。

ところが、これって煙突内部にあるダンパー(空気調節板?)なんだそうです。煙突を分解した時に写真を撮ることを忘れましたが、確かに穴が数個空いた円盤が内部でくるくる廻るようになっていました。ここで上昇気流を遮断させた方が熾き火状態を長持ちさせることができると、川原さんから教えて頂きました。

ちなみに写真では、ねじが横向きになっているので、円盤が煙突内部を塞いでいる状態です。円盤には直径1センチ弱の穴が数個空いているので、上昇気流を全部通していないわけではありませんので、ご安心を。

うんうん、これで熾き火を使っての薪ストーブ料理にも今年はチャレンジです。昨シーズンは専ら天板上に鍋を置いての煮込み料理ばかりでしたが、今年はスキレットなどを使ってピザやオーブン料理にも挑戦するぞ!と鼻息を荒くしたのでした。


ラそうなことを言えば、煙突掃除を今回見学させて頂いて、自分たちでもなんとかできそうだなあとは思うのですが(夫はクライマーで、妻は煙と同じく高い所が好きな○カだし)、こうして専門家に見て頂いて、自分たちの使用法の癖や問題点を定期的に指摘してもらうことは必要だなあと感じました。

それになんと言っても、大工さんたちなどもそうですが、その道のプロの方の話は本当に面白いっす。「へ~」とか「ほ~」という話が満載で、私たち夫婦はこういう話が大好きなんです。プロの方に依頼するのは確かにちょっと贅沢なんですが、それでもたまにこういった機会を持つことは貴重だと思いました。




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煙突ダンパー

煙突についているダンパーは本体のダンパーとは違って、スイッチではないので、車のブレーキを踏むかのように燃焼状態を観察しながら微妙にコントロールしてみて下さいね。

本体のダンパーは本来ダンパーと呼ぶべきものではなく、触媒へ排気を切り替えるスイッチ(触媒オン、オフ)のレバーなのです。

  • 投稿者: かわはら
  • 2010/10/13(水) 07:51:44
  • [編集]

これは驚きました!

カワハラさん登場!うちも薪の購入とか薪割りのアドバイスとかいろいろお世話になっているストーブの師匠さんです。フットワークが非常に軽くすぐに飛んできてくれるのでいろいろ相談している方なんです!まさかご存知とは!我が家も週末通いですが10月に入ってから(実は9月末にこっそり)焚き始めていますよ!炎は見ているだけで何かドキドキワクワクしますね!薪は遠慮せずガンガン焚いて熾き火が真っ赤なじゅうたんのようにできたら大き目の硬い種目の薪を放り込んで就寝です。その状態で絞って寝ると朝までゆっくり燃えてくれて熾き火でのこってくれますよ!

  • 投稿者: seadog
  • 2010/10/13(水) 12:43:32
  • [編集]

アンコールの側面の温度

触媒式アンコールを10年使っているユーザーですが、
触媒でもエヴァーバーンでも、アンコールに関しては
側面の温度はなんの目安にもなりません。

左右とも、側面は鋳物の2重構造になっており、
間を大量の1次燃焼空気が通っています。
つまり側面の温度は、1次燃焼空気を温める為に
炉のエネルギーを使った残りなので、非常に低い値がでます。
私のストーブでは触媒を効かせて巡行運転をしている
安定した状態でも100~150度です。外気導入をして
冷たい1次燃焼空気を引き込んでいる家ではさらに低いでしょう。

側面に温度計をつける意味がある機種は、炉内の温度を
温度計が反映できる機種です。間に断熱材、蓄熱用レンガ、
2重構造が挟まっている場合は、炉温を反映しないどころか、
間違った目安になります。アンコールの側板が250度になるまで
待っていたら、いつまでもバイパスダンパーは閉められず、
持ち味の2次燃焼機能が活かせないままになることでしょう。

それと、薪が完全にオキになっていたら空気はしぼって構いません。
炉内で燻っていたら煙突にも煤が付きますが、オキ火なら
空気を絞っても煙らないでしょう?ですから煙突の煤付着の
原因にはなりません。

またストーブ店のいうバックパフの原因は
「煤そのもの」というのでしたら間違いですが、
「煤がたまるような焚き方」と言われたなら正しいです。
空気を絞りすぎたり、温度が低かったり、薪の乾燥が悪い
というのが、炉内で不完全燃焼を起こす理由だからです。
つまり、煤がたまるような焚き方と、バップパフを起こすような
焚き方は、同じものを指しています。

天板の温度が250度で空気を絞るのも早すぎではありません。
私は触媒の前後に温度計を仕掛けて研究していますが、
天板の温度が250度にもなっていたら、バイパスダンパーを
閉めて1~2分で触媒は十分な高温になっています。
むしろ、温度計よりseadogさんのアドバイスの
>薪は遠慮せずガンガン焚いて熾き火が真っ赤なじゅうたんのようにできたら
このほうが明瞭です。オキ火で炉床が覆われる状態なら
間違いなく、バイパスダンパーを閉めても大丈夫です。

空気の絞り方の目安は、オキ火や着火時以外は、
炉内に炎の柱が何本か立っている事を目標にしてください。
この状態では炉内は燻ることができません。
燻った煙は炎の柱に着火されてしまうからです。
焚き付けで天板温度が200~250度になるまでは空気全開で
焚き、その後1次空気のレバーを4分の1程度絞ると、
炉温がグッと上がります。空気により炉内が冷やされる割合が
減るからです。炎はガラス一杯に広がらなくても良く、
3本位立つ状態で十分です。そのまま薪をくべ続け、
炉床にオキの厚い層がたまったら大きな薪を入れ、
その薪に火が回ってからバイパスダンパーを閉めて下さい。
それが燻るようなら薪にもっと火が回るまで待って閉めて下さい。
マニュアル通りの基本的な焚き方ですが、何も間違いでは
ありません。

最後に一つ、Rutlandの半円形の温度計の中には温度を反映する
追従速度が遅いロットがあります。ストーブが十分熱いのに
温度計の針が上がらないときは、他の温度計か
数千円の放射温度計を購入なさると良いです。
それと、アンコールの勉強なら、このサイトが一番です。
http://encored.blog52.fc2.com/

  • 投稿者: nnishi@小樽
  • 2010/10/13(水) 16:17:15
  • [編集]

温度計の位置

実際に使用しているユーザーからのアドバイスは心強いですね。真横よりも天板の黒い部分で測定するのが良いかもしれないですね。(銀色の上に開く部分はかなり高め表示されるのでNGです)

nnishiさま、訂正ありがとうございました。

  • 投稿者: かわはら
  • 2010/10/13(水) 18:41:50
  • [編集]

温度計は

温度計は銀色の蓋(クッキンググリドル)の中央が決められた位置です。

それより奥に置くと、ダンパーアッセンブリ(ダンパーの手前に突き出した部分)でオキの輻射熱が遮られてしまうので、バッフル板が受けているオキからの輻射熱の量を推測するのに不適切です。

高め表示されているのが気になるなら、バイパスダンパーを閉める温度、エアを絞る温度などを20-30度上に読みかえて焚いていただいても良いと思いますが、私のストーブではエアを少しずつ絞るのは天板中央で200度くらいから、バイパスダンパーを閉めるのは200-250度でだいたい成功し、250-280度ならほぼ確実と思われます。もちろん炉床がオキで満たされている場合です。

かわはらさんのブログでも、アンコール使用者の意見を優先していただけたようで感謝します。

  • 投稿者: nnishi@小樽
  • 2010/10/14(木) 10:25:29
  • [編集]

** 返信 **

皆々様、専門的なコメントからご親切なアドバイスまで本当にありがとうございます。奥深い薪ストーブの世界にちょっとおっかなびっくりの気持ちも若干ありますが、「薪ストーブはあくまで使ってなんぼの道具。がんがん使いこなしてやろうじゃないか~!」と一念発起しているところです。


*かわはらさまへ*
煙突のダンパーは「微妙な」操作が要求されるのですね。存在を知ったことは嬉しかったのですが、またまた課題が増えました(苦笑)。頑張ります。


*SEADOGさまへ*
えへへ、記事にも書きました通り、いわばSEADOGさまからのご紹介にあずかった形です。

業者に丸投げするのではなく、自分も学びつつ試行錯誤しながら何かをしたいという人には、川原さんのような存在はとても貴重です。・・・と書きつつ、川原さんご本人はこういったニッチ的な存在としての認知は不服なんだろうなあと忖度していますが。

何はともあれ、いろいろなことについて背中を後押しして頂いた気分で、今回の経験はとてもありがたいものでした。


*nnishi@小樽さまへ*
2回も大変専門的な助言を大変ありがとうございました。「私も使っている内に他の人へこんな風にアドバイスをしてあげられるようになるんだろうか?」と自問自答しつつ「いや、無理無理」とさっさと白旗をあげている状態です。

でもでも、と、やっぱりアンコール様々と崇めているだけでなく、道具として役立ってもらうためにも、アドバイスを参考にしながら使いこなせるように年月を重ねるつもりです。

ご紹介頂いたアンコールをお使いの方のブログもとっても参考になりましたし、面白く読みました。こちらの情報も大変ありがとうございました。

  • 投稿者: マモ親
  • 2010/10/14(木) 11:44:14
  • [編集]

ありがとうございます

■マモ親さま:

「使ってナンボ」「道具として使いこなしたい」という意気込みは、とても大事だと思います。ビビってしまったりして全然焚けてない」というケースも意外とあるのです。まあ、マモ親さまに関しては「崇めてガンガン焚けない」のではなく「薪がもったなくてガンガン焚けない」ということなのでしょうけど「なくなったらダンナさまに作ってもらう」割り切ってしまいましょう。

「ニッチ的な存在」というのも、素直にほめ言葉として受け止められますよ。自分で思考錯誤してやりたい人から、丸投げしたい人まで幅広く対応できているということでうれしいです。実際にこうしてマモ親さまとめぐり合えたことが光栄なのです。

煙突ダンパーの調整は、これまで空気取り入れ調整で絞っていた代わりに、そっちをいじれば良いだけだから、意外と簡単だと思いますよ。

■nnishiさま:

実際に自分で使っている人からの丁寧で詳しい説明をいただいたわけですから、そちらを優先するのは当然のことです。温度管理の基本はマニュアル記載の場所で計測して、実際に熾き火の量を見て高めになってから触媒燃焼へ切り替えるというのが一番みたいですね。とても勉強になります。

私も実際の現場では自分で使ったことのない薪ストーブのアドバイスの場合には「ガンガン焚いて、熾き火たっぷり、薪ストーブの周辺1メートルくらいで暖かいと感じるようになったら」と体感で判断しています。温度計の数字だけで単純には判断できないですよね。あとは放射温度計で全体の温度分布を見て判断しています。

  • 投稿者: かわはら
  • 2010/10/14(木) 16:48:27
  • [編集]

11日見落としてました!

そうなんだ!良かったですね!僕は初年度から一人で煙突掃除に挑戦しました!高所恐怖症なんですがなんとか写真のようにへっぴり腰で流血騒ぎもありましたが終了しました!ほとんど煤は出ませんでした!ちゃわん1杯もなかったかな?ただ炉内やストーブまわりに一部錆が見られたのでブラシでこすりクレ55を塗りたくり終了です!

  • 投稿者: SEADOG
  • 2010/10/14(木) 20:07:19
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  • 2010/11/24(水) 10:22:05
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  • 2011/03/18(金) 09:06:24
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