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祖母の形見の桐箪笥

  • 2010/09/10(金) 09:09:49

年前に亡くなった母方の祖母は着道楽というわけではないけれど、家族にとっては着物の師匠でした。私は物心ついた時から、着物を着るとなると、着るものの選択から着付けまで全て祖母にしてもらっていました。母も勿論着付けることはできるんですけど、そこはやはり身体感覚で覚えている祖母とは比較にならなくて、祖母が元気な間はずっとおばあちゃんにお願いしていました。

そんな祖母が大切に使っていた桐箪笥があります。生前に「この箪笥はあなたにあげるから」と言われていたのですが、長い間置く場所も持っていく機会もなくて、祖母と一緒に暮らしていたおばさん宅に置いたままでした。今回ようやく車に積んでこちらに持ってくることができました。

↓正面から見た桐箪笥。年季が入っています。
桐箪笥 正面


↓この箪笥は一棹のうちの下半分で、上半分部分と接続するための金具だと思われるのですが、なんだか残念な応急処置が施されています。
桐箪笥 角故障部分
この上半分部分は、実は私の母が使っています。「どうせあなたの着物ぐらいしか入っていないのだから、持っていってもらっても全然構わないのよ」と母は言うので、いずれ第2弾として運んでくるつもりです。


↓引き出しはこんな感じ。引き出しの中も部材も桐材です。とにかくこの大きさでも桐だからとても軽いのです。
桐箪笥 引き出し
画面で分かりますか? 引き出しの箱の両側に手を入れる穴が空いています。引き出しごと運べるようになっているんですね。


↓トトロの家は建具ばかりで壁がなく、置き場所は限られます。でも一旦置いてみれば、昔からそこにあるみたいに馴染んでいます。
桐箪笥 置き場所


の中には宝飾品や家具などを「祖母、母と引き継いできたもの」「おじいちゃまが大切に使っていたもの」などと紹介するハイソな方々がたくさんいますが、我が家は夫ともどもそういったこととは無縁の家系と言いますか、双方の実家にそのようなお宝はありません(のはず)。母から引き継ぐどころか、私の母は私から指輪などを借りていくし・・・。

新潟県加茂市は桐箪笥で有名で、嫁入り道具にはちょっと奮発して加茂の桐箪笥をという考えが新潟人にはあるような気がします。祖母のこの箪笥は高級工芸品という程のものではないけれど、とても丈夫で長持ちしています。引き出しを開けると樟脳のにおいが立ち上がってきます。懐かしい祖母の香りです。祖母はこの家を見たことはないけれど、きっと喜んでくれていると思います。


輪挿しなどちょっとした季節のものを置くにも良い場所ができたので、それも嬉しいです。今まではとにかく家具らしいものがないので、潤いを部屋に与えることが難しかったのです。これから涼しくなっていけば、お花も長持ちしますし、季節の花を楽しむこととしましょう。

・・・と書くと、いかにもこのコーナーが私のセンスの見せ所ってことになりかねませんが、残念ながらそういったセンスも小道具も持ち合わせていません(涙)。地味に生活していきます。瀬戸物とかガラスの置物を飾っても、うちの小鬼どもに壊されるのがオチのような気もしますしね。




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