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建具のことで驚いたこと

  • 2009/06/18(木) 22:57:33

先日「え~っ!」と驚いたことがあったので、その報告です。あ、いや個人的に驚いただけで、皆さんにとってはどうでしょうねぇ。

障子戸はまだきちんと紹介していませんが、以前下の記事で写真を少し載せました。
2009年6月10日 「建具の再利用って骨が折れる作業です」

いずれも破損した障子戸でした。で、現在その破損部分を修理してくれるところを探しているようです。「探している」というのは、我が家で現在取り付けなどを行ってくれているKさんは、残念ながら建具の修理や製作はされていないからです。昔はされていたという話でしたが。

で、そのKさんによると、あの障子戸は木曽桧の赤味だけを使ったものだそうです。私のように「それだから何?」という方のために若干の解説を加えますと、普通障子戸は高級品で秋田杉が使われ、最近ではスプルースという輸入材が汎用品に使われているようです。その秋田杉より高級品かどうかは定かではありませんが、木曽桧の使用品の価格は高くなりますし、一応は一級品と言えるでしょう。

そして今回、修理の見積もりを出してもらったところ、なんと1枚あたり6万円という金額だったそうです。新規購入でなくて、修理ですよ。ちなみに木曽桧の新品だと10万円超えるそうです。

なんかさー、ちまちまと節約するのが途端に馬鹿らしくなったと言いますか、あれこれ削って庭に廻そうと苦心しているのに、障子戸2枚で12万円も飛ぶの?と脱力です。

勿論、修理ですので継ぎ足す部材を杉にするとかランクを落とす方策はあるのですが、建具屋さん曰く「建具に嘘をつきたくない」んだそうです。いやー、嘘をついていいっすよ。障子戸は役目を果たせばいいですから。・・・というわけには行かないんだろうなあと悩み中。

たまたま以前、簾戸(すど)なるもの(建具も夏に衣替えという風流ですね~)を探していた時に、新潟県新発田市(「しばた」と読みます)にある高橋建具製作所というお店を見付けていました。ここの簾戸は美しいです。是非ご覧あれ(こちらです)。

そして本日。突然この高橋建具製作所を思い出し、修理もしているかどうか問い合わせました。答えは「しています」とのこと。実物を見て見積もりも出して下さるそうです。問題はいつ実物を新潟まで持って行けるかですよね。

なぜこの高橋建具製作所かと言いますと、私が新潟出身なので地元びいきの気持ちが1つ。また母方の祖母が製作所のある新発田出身で、実際お墓も新発田ですから、帰省の際に行きやすいという理由が挙げられます。

これから夫と作戦会議です。
それにしても、「6万円」って簡単に言うなよな~と、誰にとでもなく文句を言いたくなります。良い物を使っている家の再生の落とし穴ですかね。あ、でもやっぱり本物が最初から揃っているということにはやはり感謝すべきですよね、はい。悩ましい・・・。



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なんと悩ましい

主婦感覚からすると、嘘も方便じゃない!?ですよね~
ここまで再生を果たすと、最後までと思うのも人情でしょう?
赤味という事は心材ですね、木の太さも質も、今となっては
それだけ見合う部材がもう無いということでしょうね。
適当に済まさない職人さんに巡り合われたのは、最高の幸運ですが、
宝くじ当たらないかなぁ~と思ってしまいました。悩ましい・・・

  • 投稿者: しましま
  • 2009/06/19(金) 13:57:07
  • [編集]

** しましまさま **

こんにちは。
私たちもロト6の購入を久し振りに考えてしまいました。ここまで来ると非現実的方法でしか一挙解決できないのではと。

そうですね、適当に済まさない職人さんに囲まれていることは本当に有難いことなのですが、私たちがその方達に見合うほど裕福でないということが最大の問題です。

結論が出るまでにもう少し時間が掛かりそうです。はぁ~。

  • 投稿者: マモ親
  • 2009/06/19(金) 16:31:41
  • [編集]

嬉しい誤算と言うか・・・良い物を使っていたお家だったのですね
そんな家を再生しているマモ親さんは幸せ者?でもお金が掛かるのが痛い所ですね。

我が家は文句無しにスプルースで作られた障子戸やリビングとキッチンの間切り戸です・・・コレばかりはしょうがないですね。
それでもフラッシュ戸よりも高いから・・・

応援ポチ

  • 投稿者: らんとし
  • 2009/06/19(金) 19:49:45
  • [編集]

** らんとしさま **

いつもコメントをありがとうございます。

嬉しいかどうかは未だ判断尽きかねますが、誤算であることは間違いなしであります。

スプルースだろうとなんだろうと、やはり無垢材の建具って良くないですか? あの風合いが好きです。やはり板倉の家にフラッシュ戸は合いませんよね。

  • 投稿者: マモ親
  • 2009/06/19(金) 23:51:59
  • [編集]

何でもカンデモ

伝統で再生しろというのは現代生活を送る人間にとっては悩みですよね。うちの親戚や近所では立派な蔵のあるふるい家がいくつもありますが、大工さんに蔵っていくらくらいかかるのか聞いたら「まあ小さいので一千万」と言われ、「昔の人はお金持ちだったんですね」と言ったときの大工さんの答えは。

昔は今みたいに短期間に家を建てたり蔵を建てたりしなかった。10年くらいかけてちょっとづつちょっとづつ建ててた。だからまとまったお金もいらなかった。今はなんでも早く建てようとするから一度に巨額のお金が必要になる。

建具だってちょっと余裕が出来るまでなくてもなんとかなる。余裕が出来たときに一枚ずつそろえていくのが昔のやり方。

なのだそうです。そういえばうちも気に入った建具が高かったので台所とリビングをつなぐ扉は何年もつけることができませんでした。

  • 投稿者: satokosmith
  • 2009/06/20(土) 13:41:35
  • [編集]

** satokosmith さま **

私も同じような話を聞いたことがあります。
昔の人のタイムスパンには到底及びませんが、障子戸2枚がなくともとりあえず支障はないので、焦らずに修理場所を探しているところです。

他にも自分たちで手直ししたい建具が何枚かあり、これらも一度に完璧な姿に整えるのではなく、少しずつ手を加えていきたいです。

本物を得ることはお金や時間が掛かったりと大変ですが、その分得たときの喜びも大きくなりますよね、きっと。

  • 投稿者: マモ親
  • 2009/06/21(日) 05:28:02
  • [編集]

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