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インドからの小さな包

  • 2009/01/15(木) 22:14:53

今日は家とは関係のない話です。
昨晩夫が帰宅した時に、「Aさんがサブジットからの荷物を預かってきてくれたよ」と小さな包を鞄から出しました。Aさんとは夫の職場の人で、私たちのインド勤務の後任者でした。この度Aさんもインド勤務を終えて無事帰国されたのでした。そしてサブジットは私たちの運転手さんで、引き続きAさん家族の運転手として働いていました。

サブジットはシク教徒なのでターバンを巻いています。一昔前の日本人が想像する典型的なインド人の姿です。
サブジット

この写真の彼の慈愛に満ちたまなざしに現れているように、彼は長男を本当に可愛がってくれました。長男も機嫌が悪い時には母親よりもサブジットの方へ行きたがるほどでした。一番驚いたのは、私たちが帰国する時のことです。サブジットが運転する車に乗って空港へ向かっていたところ、何やら変な声が聞こえます。なんとサブジットが長男との別れが悲しくて嗚咽を漏らしていたのです。これには私たちもびっくりしました。

今回の包はそんなサブジットが長男にと贈ってくれた物で、中身はピーナッツ。思わず夫と笑ってしまいました。当時の長男の大好物であり、妻にとってはインドでの子育てを象徴する物でもあります。

離乳食が終わり、固い物も食べられるようになった長男はピーナツをぼりぼり食べるようになりました。なぜピーナツかと言いますと、リヤカーを引いたピーナツ売りが近所を廻るのです。そして名刺大の大きさの袋に入れて10円もしない価格で売っていて、警備員や待機中の運転手等の格好のスナックとなっていました。昼間彼らと一緒に過ごしている間に、長男もピーナツの味を覚えたようです。

ところで、このピーナツは日本では幼児に与えるのは御法度なのだそうですね。理由は勿論のことながら喉に詰まらせる危険が大きいからです。当時の私はそんなこと全然知らなくて、「こんなに固いものよく食べるなあ」と感心していたバカ親でした。窒息などの事故が起きなかったことは本当に幸いでした。

このことに象徴されるように、新米母はそういった常識的なことをほとんど知らず、またお手伝いさんたちが長男を可愛がってくれるのをいいことに、随分と楽をさせてもらっていました。インド人は一般的に子供をとても可愛がります。長男も溺愛という形容詞がつくほど、お手伝いさんたちのみならず八百屋やチャイ売りのおじさんたちを含む周りのインド人たちに愛されました。半分以上は彼らに育ててもらったようなものなのです。

お別れの時には2歳になったばかりだった長男も来週5歳となります。3年経った今でもこうして長男のことを気にかけてくれるサブジットに感謝しつつ、当時のインド生活を懐かしく思い出させてくれたプレゼントでした。

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この記事に対するコメント

こんにちは

ほのぼのとするお話、ありがとうございます。
子供の愛くるしさって、万国共通なんでしょうね。

お家のほうも、どんどん形になってきますね。
家づくり、とっても楽しんでおられて、スゴイ!

これからも楽しみにしております。

  • 投稿者: とんぼ
  • 2009/01/17(土) 09:02:54
  • [編集]

** とんぼさま **

こんにちは。そちらでは寒い日が続いているようですね。我が家もトトロの家での冬が楽しみなような、そうでもないような・・・。

昨日から長男と妻が風邪でダウンしているため、今日は夫が一人で柿渋塗りに出掛けました。家づくりは手をかけた分楽しみが倍加するので、苦労も吹き飛びますね。

今後もどうぞ見守っていて下さい。

  • 投稿者: マモ親
  • 2009/01/17(土) 11:24:14
  • [編集]

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