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建具の紹介4 板戸

  • 2009/06/15(月) 09:36:20

建具の紹介も今日で4回目となり、本日は板戸を紹介したいと思います。
トトロの家の板戸には珍しいデザインの物が揃っています。「この家を建てた大工さんと施主は当時にしてはハイカラだった」と大工さんも建具屋さんも口を揃えて言うのは、こういった理由もあるかと思われます。

↓まずは、シンプルな板戸。和室とLDを仕切っています。材は松だそうです。
和室とLDの板戸
ガラス戸と同じように、この板戸も妻によって危うく葬られるところでした。なんだか無骨過ぎるように思えたんですね,当時の印象では。しかも埃まみれでしたので、尚更「こんなのいらない」と思っていたのでした。

で、板戸の代わりに襖にして、和室側には京唐紙(代表的な文様の種類がこちらで紹介されています)を、LD側にはイギリスの Farrow & Ball の壁紙を貼るということを虎視眈々と狙っていました。

ところが、この仕切り部分の間口が大きくて、襖を制作するには特注サイズにしなければならず、結構なコストアップということがわかり、仕方なく(妻的にだけね)板戸を取り敢えず残しておくことにしたのでした。それでも、艶を取り戻した板戸に久し振りに対面して、残しておいて良かったとほっとしました。


↓こちらは玄関土間に置いてあった板戸です。
玄関前の飾り戸
この戸は面白いことに、戸(ドア)として使われていたのではなく、飾りとして背後に見える壁にはめ込まれていたのです。

ここの戸がはめ込まれていた壁の前には配膳台兼作業台として使用するカウンターを置くつもりにしていて、そしてこの壁にはたくさんの棚を取り付ければ便利♪とひとり目論んでいました。

が、またもや夫に邪魔(!)されました。この壁があった広々とした土間は3分の1に縮小され、残りは台所になったので、当時の面影はほとんどなくなってしまいました。そこで、せめてこの飾り戸だけは当時の面影をとどめる物として残しておきたいのだそうです。実用性はゼロだけど、仕方がないっすね。

それにしても、ただの飾り戸なのにこんなに手の込んだ縦格子を作るなんて!と思わずにはいられません。


最後に紹介する板戸は、LDと北側廊下を仕切っている戸です。こちらは表と裏とでデザインが異なっています。私たちが去年の今頃に見学した時はこの戸は既にはずれていて、全然記憶にありません。
↓どちらが表かは不明ですが、なんとなく表と思える面。
LDと廊下の間の板戸(表)
横桟が入っています。その間にすりガラスと透明ガラスがはめ込まれています。

↓反対側。この面にはてっぺんから下辺まで縦格子が入っています。
LDと廊下の間の板戸(裏)


新築の場合、建具は予算の削りどころとして、メインを除いて一様にフラッシュ戸になりそうな可能性大ですが(少なくとも我が家の場合はそうなりそう)、トトロの家は先代のお陰で個性的な建具が揃いました。東西南北、どこを見ても楽しくなりそうです。


残る建具は障子戸なのですが、これらは紙を貼られてからの方が雰囲気が出ると思うので、しばらく続いた建具シリーズも今日で少しお休みに入ります。

昭和初期の職人さんの心意気と技術が詰まった建具はいかがでしたか?
個人的には埃まみれだった建具には全くと言っていいほど期待していなかった分、大どんでん返し的な楽しみがありました。また、壁が少ない家なので、建具が入った途端ぐっと雰囲気が変わったところがとても興味深かったです。



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