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地盤調査結果と石場立て基礎

  • 2008/10/24(金) 19:29:16

21日(火)に行われた地盤調査の結果が出たので、工務店より説明を受けてきました。
結果を簡単に言いますと、「一般的に言えば悪いけれど、想像していたよりは悪くなかった」そうです。

「一般的な悪い」とはどの程度か気になるところですが、地盤改良が必要となるか、最低でもベタ基礎を採用する必要がある程度だそうです。え~、また追加費用?!と叫びそうになりますが、さにあらず。ここで我が古屋で採用の石場立て基礎の真価発揮です。

通常言われている石場立て基礎の弱点として、ベタ基礎のように荷重を面ではなく点で受けるために、不同沈下を起こしやすい点が挙げられています。今回地盤が悪いと言われているのですから、尚のこと不同沈下が心配されます。

が、乱暴に言えば、「不同沈下よ、起きてみろ!」と強気にも出られるのだそうです(いや、工務店はここまで乱暴に言っていません。私の気持ちです)。というのも、石場立て基礎の場合、不同沈下を起こした基礎部分だけをジャッキアップして元に戻すことが容易だからです。

これがベタ基礎の場合はこうはいきません。逆転の発想とでも言うのですかね、この話を聞いた時にへえ~とすごく感心してしまいました。私たちって本当に変わったというか面白い家を建てるのねぇ・・・としみじみ。

今回の地盤調査結果を受けて構造の専門家からも意見を求めたそうですが、その専門家によればベタ基礎ではなく耐圧盤で大丈夫だろうという話だったそうです。

「耐圧盤」?? 簡単に言うとベタ基礎の立ち上がりがない底板の部分のことのようです。
詳しくはここをご覧下さい。我が家の場合は15センチ厚の砕石層の上に、同じく15センチ厚の鉄筋入りコンクリートの耐圧盤を推奨されたそうです。

しかし、これまた既に母屋が立っている部分には何もしないので、北側改築部分の基礎にだけ耐圧盤を敷設しても意味がないというかバランス悪過ぎです。で、先ほど申し上げた「不同沈下よ、起きてみろ!」的に、今回は普通の石場立て基礎を採用です。普通のと言いましても、改築部分には割栗石を突いて、その上にコンクリートの立方体のようなものを、基礎としてつくるのだそうです。

そして、将来お金が貯まった時にでも床全部をジャッキアップして、母屋&改築部分全部の床下に耐圧盤を施工すれば良い、と。立ち上がりがない分ベタ基礎より費用も少なくて済むそうです。

それにしてもいろいろな考え方があるものですね。家づくりの勉強を始めた当初は何が何でもベタ基礎採用と思っていましたが、石場立て基礎でも不同沈下を起こした時にはジャッキアップすれば良しだなんて。これも昔の人の知恵なんでしょうかね? 冬の寒さが依然気になるところではありますが、それ以外は石場立て基礎に魅せられつつあるマモ妻です。

追記: 神明建設の業務ブログにこの石場立て基礎採用の理由がより分かりやすく紹介されています。こちらも是非ご覧下さい。私はとても興味深く読みました。


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