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新生活を始めて3週間後の心境 =前編=

  • 2009/09/14(月) 22:00:12

まだまだ片付かない状況下、家の様子を紹介できないので、自分(妻)の心の変化などを綴ってみたいと思います。


8月25日に引っ越してきて、明日の9月15日で3週間が経ちます。2部屋がまだ段ボールで埋まっているというのに、もう3週間が過ぎたんですかい?!

ここ3週間の心の状態をごくごく簡単に表現すれば、

  「揺れてます」

忙しくて落ち着かない日々がずっと続いているため、心身ともに弱っているというのもあるので、全体としてはちょっと暗めの方向に向かっている気がします。


揺れているとは、つまり「失敗だったんだろうか」とか「これで良かったんだろうか」という思いと、「あぁ、この生活を選んで良かった」という思いの間を行ったり来たりしているということです。正直に白状しますと、回数としては「これで良かったんだろうか」と感じる瞬間が一番多いです。


どんな場合かと言いますと、
・しょぼいジャスコで買い物をしている時。
以前の居住地のジャスコは5階建てで、食料品以外の物の品揃えも充実していました。食品もネットで注文&配送サービスなんてものまであり、それは便利だったんです。が、今の場所のジャスコは2階建てで、品揃えも食品以外は最低限の物ばかり。ゲームコーナーばかり広くて意味がないぞ。おまけに古くて侘しい印象があって、買い物をしていると、以前の街のジャスコを思い出して涙が出そうになりました。


・想像(予定)していた生活になかなかシフトできない現状。
子供たちの新しい幼稚園は毎日お弁当持ちです。前の幼稚園ではほとんどお弁当づくりをしなかったので、個人的にはチャレンジングなことです。それはそれとして、「それでは、子供たちのみならず、夫の分、ついでに私の分も作っちゃうことにしよう」と前向きに考えていたんですね。が、今のところ子どもの分だけで手一杯で、夫に渡すことができていません(涙)。

新しい台所もできました。それもタダの台所ではなく、私なりに自身の使い勝手を考えてカスタマイズしたオーダーキッチン。子供たちにはいつも手作りのおやつを用意して、夕食も手際よく品数豊富に・・・なんて夢見ていましたが、まだ実現していません。


・生活のリズムが整わない時。
先週ぐらいからようやく少しは落ち着いてきましたが、片付けを優先させると、食事などが疎かになりがちで、子供たちに良くないなあとずっと気になっていました。

引っ越し3日後ぐらいだったでしょうか、以前の住まい(マンション)の引き渡し前の掃除のついでに、子どものお友達の家にも寄らせてもらいました。訪問の前に電話をした時、「じゃあ、今からこっちは散歩に出掛けるから、帰ってくる頃に来てね」と言われたのですが、その時に「あぁ、Jくんのお家はいつものルーティンで生活をしている(当たり前っちゃあ、当たり前の話)。私たちも数日前まではこの地で同じような日々を送っていたのに、私は子供たちの生活を壊そうとしているんだろうか? 本当に正しい選択だったんだろうか?」と涙が出て来たこともありました。

また最近になってようやく、夫を送り出し、子供たちを幼稚園に送って行った後、夕食用の買い物をして・・・というスケジューリングが、ここでの生活の理想パターンかなとつかめてきました。

が、現状はと言いますと、幼稚園に連れて行く次男が「お母さんと一緒がいいー!!」と泣くので、30分から1時間ほど幼稚園に滞在(年長の長男はさすがに一人でさっさと教室に行きます)。結局は泣き叫ぶ次男を置いて幼稚園を離れ、その後「満3歳の次男にはまだ全日保育は早いのだろうか? 親の勝手なのだろうか?」と悶々と悩みながら買い物を済ませます。

新鮮な魚を買って帰宅しても、エネルギー残量が少ないため、下ごしらえもしないまま冷蔵庫に。家の中では掃除,洗濯、アイロン掛け、ブログ書き(←えっ、不要?)と日々の家事は山積みで、かといって子どもがいない時間に集中して引っ越しの片付けもしたいし、どうしよう・・・。そうこうしている間に、もうお迎えの時間だよ! 何もしていないよ! ←こういった毎日がかなりのストレスになっています。


あぁ、1年半もかけてきた家での生活なのに、暗いなあ。


勿論「この生活を選んで良かった」と心底感じる瞬間もあります。今回は長くなったので、とりあえず暗いまま終わりとし、次回に明るい話題を紹介します。



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新生活を始めて3週間後の心境 =後編=

  • 2009/09/15(火) 08:41:42

昨日はこれまでの心境の内かなり暗い部分を書き連ねてしまいましたが、勿論「あぁ良かったなあ」「素晴らしいなあ」と思うこともたくさんあります。ということで、「この生活を選んで良かった」と思う瞬間を本日は紹介します。


・子供たちが庭先で思う存分遊び回っている姿を見る時。
これを願って夫の通勤時間が2時間にもなるこの地を選んだのですから、これさえ叶えば他の文句は言うまい、なのでしょう(実際は、昨日既述の通り「ジャスコがしょぼい」なんてことを言っていますが)。
泥遊びをする子供たち(2009/09/14)
↑これは昨日の泥遊びの様子。この後デッキからお風呂場に直行させました。別棟のお風呂は母屋が汚れることなく便利です。

毎日幼稚園から帰ってくると、こうして庭先で暗くなるまで(日によっては暗くなっても)兄弟で遊んでいます。手押し車に次男を乗せて社長さんごっこ(次男が社長らしい)がお気に入りの様子です。次男が家に入ってきても、長男はひとり虫網を持って庭のあちこちをうろうろ歩き,いろんな虫を捕まえています。

母ちゃんはそれをガラス戸越しに、もしくはデッキで洗濯物を干しながら、「また喧嘩しているな」とか「二人でこんなに遊べるようになって大きくなったな」と思う訳です。あるいは台所で二人の声を聞きながらご飯の支度をします。

以前の住まいは3階の部屋でした。目の前は遊歩道で車の心配をしないで遊べる環境は良かったのですが、さすがに今の物騒な時代、子どもだけで遊ばせるという具合にはいきません。長男はたまに一人でせみを捕まえに出掛けてましたが。

今の世の中の事情を理解しつつも、子どもの遊びに親が一緒という状態が私には受け入れ難く(だって、私が子どもの頃は幼稚園児の時には友達とだけで遊んでいましたよ)、また、単純に私がものぐさという理由もあり、毎日のように外遊びとはいきませんでした。家に居ながらにして子どもが外で遊んでいる様子を見ることができる状態は、親にとってはかなり有難いものだと実感しています。

長男はいずれ学校の友達と外に飛び出していくのでしょうが、自転車に乗れない次男は常にお兄ちゃんたちと一緒というわけにもいかなくなるのでしょう。そこで、お友達に遊びにきてもらえるようにと、庭には今後鉄棒やブランコを作る計画にしてあります。


・新鮮で安い地場の野菜や魚を買う時。
新しい幼稚園の園長先生にお薦めのスーパーを教えてもらったところ、すっかりそのスーパーのファンになっています。いわゆる「おばちゃんスーパー」なんだけど、新鮮で安い! しかもちゃんと国産品だったり地場ものなんです。外国産のものはちゃんと明記してありますし。

ジャスコだと1匹100円のサンマが、このスーパーでは50円! さらに銚子産とか北海道産と揃えてあって、通のおばちゃんたちは産地を指定して買っていました。

そして楽しい! 店員さんはいつも威勢のいい声を出しています。子供たちを連れて行くと必ず何かしら声をかけてくれるし(お客さんからもよく話しかけられます)、事務的・機械的な今時のスーパーとは対照的です。その雰囲気も気に入っています。

このスーパーとは別に、家から自転車で5分のところには野菜の産直売り場もあって、これまた重宝しています。千葉市では500円近くしていたいちじく1杯が、ここでは198円! いいじゃん、いいじゃん。


・隣家の里芋畑を眺めながら、朝ご飯を食べる時。
今は2間並んでいる部屋のうち、東側の和室で食事をとっています。広縁のガラス戸から燦々と朝日が入り、庭の向こうの畑の緑を長めながらの朝食は、のんびり・ゆったりと気持ちの良いものとなっています。


・広いお風呂に入る時。
1.25坪もある浴室はさすがに広い! バスタブも親子3人は余裕で入れます。真っ白な空間で清潔感溢れる浴室は、段ボールで埋まっている現住まいでの数少ない癒しの場となっています。


・洗濯物を思う存分干せる時。
以前の住まいでは雨が降ると、リビングに洗濯物を干していました。夫はそれが嫌で仕方がなかったのですが、他にあのバタフライ型の物干しを置けるスペースはなくてしょうがなかったんです。

そのリビングから洗濯物を追放するために設けた洗濯部屋とデッキ。思惑通りの働きです。晴れた日には日光を浴びながら洗濯物を干せますし、雨の日もちょっとの雨ならば屋根のあるデッキに置いたまま、風もある日は洗濯部屋に取り込みます。

今のところ、乾いた洗濯物は和室に積まれることがほとんどですが、洗濯部屋に棚やテーブルが設置されれば、そこで畳まれてからそれぞれの収納場所へ行くようになる(はず)なので、生活の場において洗濯物を目にすることはなくなる予定です。


・美しい台所で作業をしている時。
台所はまだ完成途上なので、使い勝手についてはまだ満足していないのですが、それでも前の住まいの台所に比べれば、はるかに機能性がアップしていると実感しています。

機能性はまだこれからではあるものの、無垢のウォルナットで制作してもらったキッチン・キャビネットは惚れ惚れする美しさです。天板のステンレスには早速傷や輪じみがついていますが、こればっかりは仕方がないですね。夜に1つの照明の下でぼーっと浮かび上がるキッチンの姿が大好きです。


・広いトイレで用を足す時。
ドイツを皮切りにこれまでの海外生活でのトイレは、全ての家でバスタブと一緒になったバスルームタイプのものでした。生まれ育った実家のトイレも、なぜか無駄に広くて2畳以上ありました。なので狭いトイレってダメなんです。前の住まいでは夫が近くにいない時にはドアを閉めないでトイレを使っていました。

今のトイレは半坪(=1畳)あるので、ドアを閉めても全く圧迫感がありません。また、前の家のトイレは、マンションによくありがちな部屋の真ん中に位置するために窓がないトイレでした。今は大きめの窓も付けてもらい、明るくて気持ち良い空間となっています。


・無垢の木と漆喰と紙でできた空間に身を置いている時。
まあこれは言わずもがなのことではあります。プラスチック臭などいわゆる新建材のにおいが一切しないというのは実に素晴らしいです。天井が高いせいもあり、本当に清々しい空気に満ちています。


・・・とまあ、細かいことを挙げればきりがないのでとりあえずこの辺りでストップしておきます。各部屋の様子は片付いてからの紹介を楽しみにしていて下さい。

自分のためにも整理してみると、子どものためにと選んだ土地と家なので、子供たちが存分にのびのびと過ごしているこの状況が一番なのだと改めて思います。ジャスコの品揃えがいまひとつなんてことは些末なことで、ネットで何でも購入できるこのご時世では大した問題ではないのだと。ま、たまには都会の空気が恋しくなることはあるのでしょうが。

うん、こうして書いてみると、やっぱり満足している度合いの方が大きいなと思います。よかった、よかった。あとは片付けを終えれば、家の機能性もさらに上がって、より暮らしやすくなるはずで、もっともっとここでの暮らしを好きになるはず。今度の5連休である程度終わるといいなあ。



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東京を横断して感じたこと。

  • 2009/09/17(木) 21:26:00

一昨日用事がありまして千葉の端から東京の端へと子どもを連れて出掛けてきました。片道2時間半もの「旅行」となりました。

我が家の沿線は外房線。千葉までの電車はとてもローカル色に溢れていて、乗客もまあそんな感じ。ところが東京駅から先は(厳密に言えば、東京駅は四方八方から人が集まる場所なので、そんなには垢抜けてはいないと感じるんだけど)、LEE やら OGGI やら(スミマセン、昨今の雑誌事情にはとんと疎くて、他によく思い付きません。特に男性雑誌)、とにかく雑誌から抜け出たような格好の人がたくさんいるではありませんか。

「いやー、刺激になるなあ」と思いながら、あれこれ人間観察を堪能しました。

若い人は外房線だろうが、都心だろうがおしゃれ度にはあまり違いはない気がします。その「おしゃれ心」の中身が私の好みであるかどうかという尺度は別として。

顕著に差が現れるのはおばさんたち。まあ、40代後半から60代という世代の女性でしょうか。「他人から見られている」という意識を持っているか持っていないかの差は大きいですよね。もうどの地域のおばさんが持っていて・・・という部分は割愛しますね。あんまりダイレクトに書くと顰蹙を買いそうなので、文脈で判断して下さい。似合っているかどうかは別の話として、とにかく身ぎれい。でろでろっとしていなくて、こざっぱり。

あ、用事って実はお通夜だったんですが、そのお通夜にショートカットの髪をブルーに染めたおば様がいらしたんです。決してけばけばしくなく、私としては「この類いのおばさまにしては珍しくいい感じ。素敵だなあ」と眺めていたら、長男がおもむろに「お母さん、どうしてあのおばあさんは髪が青いの?」とど真ん中の質問。しかもしんと静まった通夜の場で、結構響く甲高い声で・・・。子どもの素直さには困ることが度々です。

ま、かなり疲れた遠征ではありましたが、そんなハイカラなおばさまにもお目に掛かれて、都会の空気も味わってきました。

という話を夫にしましたら・・・。
ちょっと天の邪鬼的なところもある夫は、「でもさ、あの沿線の人身事故(多くは飛び込み自殺と推察されます)の多さは尋常じゃないよ。それってやっぱりいわゆる『都会暮らし』ってものに何かひずみがあるのかもしれないよね。」
「こっちの沿線(総武快速線、京葉線、外房線など)で電車が止まるのって、強風だとか高波なんてものが専らの原因で、普通っていえば普通で、なんだか自分としてはそっちの方がいいけどね」だそうです。

う~ん、なるほどねぇ。
どんな生活を選択するか(したか)の結果は価値観の差であり、どっちが優れているとかではないけれど、沿線によって特殊な死亡原因の違いが極端にあるとすれば、なんだかいろいろと考えてしまうなあと思うのでした。とりわけ、私自身が確信と自信を持ってこの生活を選んだというわけではない分、つらつらと考えてしまうのでしょうね。

この田んぼに囲まれたトトロの家を眺めながら、電車の窓から見えたひたすら屋根屋根屋根・・・(どこに隙間があるんだろう)の景色を思い出すのでした。

そうえいば今朝なんて、イタチが庭に現れましたよ。入居以来虫で辟易しているところへ、「イタチまでいるんかい!」と何だか脱力。そういえば、散歩圏内のとある家ではヤギを飼っていたと夫と子供たちから報告がありました。ま、この辺りの話は次回にでも。



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五感が研ぎ澄まされる家

  • 2009/10/08(木) 15:27:58

・・・と言いますか、台風通過中の現在は「恐怖が増幅される家」とでも言いたくなります。


下のトトロの家の状況は、杉製の雨戸を全部閉め切り、室内は暗いです。中2階は雨戸を閉め切ると、昼間でも真っ暗。現在この中2階を寝室としていて、朝なんだけど真っ暗な部屋の中にいてゴーッという風邪の音を聞いていると、それはそれは大変なことになっているのではと感じます。

冷静になれば風の音に雨音が混じっていないので雨はあがっていると分かるのですが、台風に雨はつきものと決めてかかっているため、何だか勝手に暴風と思ってしまいます。

1階はと言いますと、南側にはガラスの欄間があり、そこから光が入るのでほの明るく、少しほっとしますが、雨戸を閉め切っているので外の状況は伺えません。

そこで北側の多目的室に行きますと、そこには天窓があって、雨戸もないのでとても明るいです。で、雨戸のない窓の外を見て、初めて実は雨も降っていないどころか、日が燦々と射していて風だけが強いのだと分かるのです。


~んだとちょっとほっとしたのも束の間、トトロの家にとって風が大敵と思い知らされます。新生トトロの家の南と東側の建具はほとんどがオリジナル、もしくはオリジナルを踏襲した木製建具です。つまりは気密性がアルミサッシに比べると著しく低いのです。いや、「気密性」なんて単語を用いるのが妥当でないほど「隙間」が多いのです。

普段は雨戸を閉めておらず、風が強くなるとガラス戸がガタガタと騒ぎ始めます。このガラス戸を気に入っている夫ですら、そのガタガタ音の鬱陶しさに「この家は会話もできないのか」と嘆くことがあります。

台風の時には勿論雨戸を閉めますが、雨戸の上部にあるガラス欄間(つまり、このガラス欄間は雨戸で覆われない)がまだ音を出すんですね。しばらく暮らす内に「こんなものか」と思い始めるのですが、建て増しして近代的なつくり(当然のことながら建具はアルミサッシです)となっている北側の多目的室に入ると、しーんとしていて、あまりの差に驚かされます。

味深いのは、子供にとってガラス戸などの音は邪魔な存在ではないようで、「全然気にならない」と言います。性能は今のものに比べると劣るものの、アルミサッシの家で数十年暮らしてきた大人と、まだ数年の子供とでは受け止め方に違いがあるのですね。

家の中での暑い・寒いなどのストレスに耐えられない人間が、外の世界でのより大きなストレスに耐えられるはずがないという考えの元、こうした家での生活を選択した(ちょっと偏屈な)夫にとっては、まさしく理想通りにコトが進んでいると言えそうですね。

や~それにしましても、強風が吹くと思い切りガタガタッと家が音を立てる様子を目の当たりにすると、自然の持つ恐ろしさとか強さというものを実感できます。なんだか謙虚な気分になりますわ。


の問題はもう1つ。それは隙間風です。
ガラス欄間には所々ガラス板と桟の間に1センチほどの隙間があります。シリコンで埋められるそうですが、今までのところまだ何の処置もされていません。雨戸を格納する戸袋の戸出し口にも1センチ強の隙間があり、広縁のとある場所に立つと風が渡るのを感じます。「ここって屋外? それとも室内?(怒)」

風って奴は通り道が狭くなるほど風量が増し(と言いますか、強く感じられ)ますよね。トトロの家にはそんな風にとっては丁度良い幅の通り道(隙間)がいっぱいなんです。どういう経路かはわかりませんが、LDの壁に掛けてあるカレンダーがフワフワと動くって、どういうことよ。いや、さすがに普段は動いていませんよ。今は台風通過中だから。


と皮膚への刺激は以上です。夫の望み通り、良くも悪くもダイレクトに働きかけてきます。

目と鼻への刺激は良いものばかりと言えると思います。これは築80年のトトロの家だからというよりは、いわゆる自然素材をふんだんに使った家だからですね。無垢の木と漆喰や珪藻土の塗り壁、もしくは紙。有機溶剤のにおいは一切しませんし、本物しか持ち得ない迫力・魅力は見ていて気持ちが良いです。

また、家の外に出れば、周囲は水田に囲まれ、庭には大木が3本も立っていて、四季折々にその景色が変わります。様々な生き物とも共生し(妻としてはあんまり嬉しくないけれど)、本当にたくさんの刺激を毎日受けて子供たちは成長しています。

味覚は家とは直接関係ないものの、他の4つの感覚が良い影響にさらされていれば、自ずと悪く働くということはないはず。母の今ひとつの手料理も以前よりおいしく食べてもらっているかなあと期待しています。


んなこんなで、近代文明に慣れた大人の身体にはたまにはちょっときつく感じられる家かもしれませんが、子供にとってはかなり恵まれた環境であると日々実感しています。一言でまとめれば、トトロの家は「五感をフル活動させて、子供が子供らしく生きられる場所」かな。・・・と台風の最中に感じたのでした。



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ネットで結ばれたお客様が来訪~。

  • 2009/12/02(水) 16:18:12

ちょっと時間が経ってしまいましたが、11月29日(日)に珍しいお客様がいらっしゃいました。

「珍しい」と言いますのは、その客人と私たちの関係性だったり、来訪されるまでの経緯なんです。
そもそもお客様は、トトロの家のスイッチ/コンセントプレートを販売している MATERIAL WORLD 社長の堀部さん一家でした。ご本人と奥様と2人のお嬢様。小4のおねえちゃんがちょっと年が離れていたけれど、子供同士はあっという間に仲良くなって、一緒に遊んでいました。


トトロの家では視界に入るプレート類は全て MW 社のものを使っていますが、数えてみても20枚あるかないか。その内の1枚は特注で高かったけれど、他全ては一番安いプレートです。そんなわけで、私たちは全然上客なんかじゃないのだけれど、たった1枚の特注のために堀部さんがいろいろと骨を折って下さったんです。

そこで、「もし機会がありましたら、実物がどのようにトトロの家に収まっているかを是非見に来て下さいね」と何度も(というか無理矢理??)お誘いしていました。で、今回それが実現した次第です。

こちらとしては、頻繁なメールのやり取りの中で堀部さんの人となりを感じて、そうした上で「是非いらして下さい」という発言になっていますし、またWEB上とはいえ、堀部さんの MW社の社長という社会的な位置(存在)を確認できていたので、あまり危惧せずに、私としては自然な流れだと思っていました。

が、今回堀部さんたちが帰られた後に、初対面とはあまり感じることなく、家族全員で楽しんだひと時だったなあと思い、でも実は初対面と気付いた時に、これって結構珍しいというか、文字通りなかなか有難い(そのような事件が在ることが難しい)ことじゃないかと思ったのでした。

おまけに、逆に堀部さんの立場になってみますと、商品を納めたお客(=私)が記録しているブログを見ることはできるけれども、私の社会的位置などは一切不明で、堀部さん一家の方が来訪の結論を出すに当たり勇気が必要だっただろうなあと推察。本当にありがとうございました。


ネットの危険性が大きく取り上げられる事件の方が多い昨今、とてもありがたくまた幸せな出来事でした。


↓子供たちに戴いたお土産です。おねえちゃんたちと一緒に製作しました。
自然素材の工作
「森の玉手箱」というところの工作キットです。自然の木の実や葉っぱを使っています。まさしくトトロの家にぴったりのお土産ですね!




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私自身、自分で自分の応援ポチをした後に、気になるタイトルなどをチェックしています。さすがはこだわりの注文住宅カテゴリー、何かと興味深い記事に行き当たります。コメントを残さずに読み逃げしていますが・・・。

私も興味を持ってもらえるような記事作りを頑張るぞ~。


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